モラモラ、ドリューのインプレ、使い方
冬の琵琶湖の定番ルアー「モラモラ」について書いていきたいと思います。
モラモラやドリューを買ったものの、魚が釣れず、これって釣れないんじゃない?って思っている方いませんか?
冬に使うのであれば、そもそも釣るのが難しい季節。信じて使い込んでみましょう!
モラモラとは?
モラモラは琵琶湖ローカルブランド「obasslive オーバスライブ」から出ているルアー。真冬の琵琶湖で良型を連発させたことで一躍有名になりました。
ソフトルアーとハードルアーの中間的な位置付けで、食わせと攻めのプラッキングを可能にした「ワーミングバイブ」と呼ばれています。
全長は約100mm、重さは約21g、スローフローティング仕様となっています。ドリューはスローシンキング仕様。
タックルについて
先調子でハリのあるロッドがおすすめです。
ウィードに絡めて使ったりするので、柔らかすぎるとウィードから外せなかったり、フッキング時にパワーが伝わらなかったりします。
レングスは7フィート台、パワーはMHあたりが良さそう。
私の場合、フィールドは琵琶湖になりますが、7フィートのHパワーを使用しており、モラモラ、TNなどのバイブレーション、スイムジグやチャターなどを1本でカバーしています。
しかし、Hは少し強すぎてモラモラ特有の「ノー感じ」になりがちです。
使い方
(出典:obassliveさん)
コンセプトである「ワーミングバイブ」としての使い方は、基本的にはシャローのウィードフラットエリアで、スローにアクションさせて魅せて食わせる方法。
リトリーブしてきて、ウィードに当たったら止めてみたり、絡ませてシェイクしたり、ワームを操るように操作してみて下さい。
ウエイトチューンすることによって、ボトムに当てながらリトリーブして誘う方法も効果的。
リトリーブのスピードは、基本スローです。
泳がせてみると分かりますが、かなり低速でもルアーは動いてくれます。厳寒期には動いているか動いていないかくらいの超デッドスローリトリーブがおすすめです。
私の場合は、ハンドル1回転に5秒かけるくらいが多いです。魚がいるんじゃないかなってポイントなら、もっと遅く巻いてもいいと思います。
早く巻きすぎるとバランスを崩して上手く泳がないですが、それを利用してストップ&ゴーで「魚にスイッチを入れる」というのもテクニックの一つですね。
モラモラは、ウィード上から中層、ボトムまで、セッティング次第で色々な使い方が出来る万能ルアーなのです!
セッティングの例
サスペンド、シンキングになるように板オモリを貼ったり・・・
根掛かりのリスクを回避するためダブルフックに変えてみたり・・・
よりスローにアピールするためにフェザーフック仕様にしてみたり・・・
色々と試してみて下さい!
モラモラの種類
モラモラには下記のようなラインナップがあります。
①オリジナル(硬質ウレタン素材)
これが元祖です。ハンドメイドにしか出せない動きがきっとあるのでしょうね。入手は難しいですが、探している方は多いハズです。
②doryu ドリュー(硬質ウレタン素材)
次に出てきたのはコレ。doryu(ドリュー)です。これは唯一のシンキングタイプとなっており、ボトム特化型です。ガンガン当てながらリトリーブ出来るようにバンパーと呼ばれるものが先端に付いており、ボディーを守ってくれます。
③インジェクションモデル(サイレントタイプ)
オリジナルからバランスや巻き感を良くすることにより、より扱いやすくなっています。
④インジェクションモデル(BR ボーンラトルタイプ)
ボーン素材のワンノックラトル入り。モラモラに浮力と音をプラスしています。夏にウィードが伸びたところでの使用をメインとしているが、冬にもスローフローティングに調整してのデッドスローで釣果が出ているとか。
⑤doryu ドリュー(インジェクションモデル)
これまでレアな存在であったドリューがインジェクションモデルで登場!
これで安心してドリューを使えますね(笑) 硬質ウレタン素材よりも若干大きい印象。
まとめ
アングラー次第で様々な誘い方が可能なモラモラ。
これは春夏秋冬いつでもタックルケースに入れておく必要がありそうですね!
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