サイトフィッシングは効率的
暖かくなりバスフィッシングが楽しくなる季節、バスを見つけることも多くなります。
普段はブラインドの釣りで、ルアーを魚の近くに通せているか分からない、通っていたとしても魚がどんな反応をしているのか分かりません。しかし、サイトは違います。
確実にそこにいてる魚にアプローチをする、そのアプローチに対して魚がどんな反応をしているか確認できます。サイトフィッシングは非常に効率の良い釣りだといえます。
偏光グラスをケチるならタックルをケチれ
サングラスではなく偏光グラス
水の中をしっかり確認できる偏光グラスがないとサイトフィッシングは始まらない。
普通のサングラスではダメですよー。一般的なサングラスは光量を抑えるだけです。
偏光グラスにはちゃんとした機能が備わっています。水面から反射される光、乱反射によってまぶしく感じるのですが、その乱反射光を一定方向の光線のみ通すことで、水の中が見えるようになるのです。
レンズカラーについて
レンズカラーはサイトフィッシングに重きを置くなら、赤系(ブラウン系、コパー系)が良いです。水中がハッキリ見えるカラーで、魚はもちろん、ストラクチャーもしっかり把握することが出来ます。
エリア選択が大事
気に入った偏光グラスを身に付けて、バッチリ水の中が見える。よし!魚を探し回るぞ~、、、と闇雲にフィールドをうろうろして魚を探すのは、、、NGです。
これでは全く効率的とは言えません。
ある程度、この時期はこの場所じゃないか、、、と目星をつけて魚を探すことが大切です。
例えば、リザーバーだと「バックウォーター」
その中でも反転流が発生しているところは非常に魅力的です。反転流にはエサが集まりやすく、そこにいるバスはエサを当然意識するので釣りやすくなります。
バスを見つけてもすぐ投げない
まず大切なことは、相手(バス)に気付かれることなく見つけることです。
そして観察してみましょう。
障害物についている、岸を向いている、複数で行動している、、、これらのバスは比較的釣りやすい。
単体でふら~っと泳いでいる、、、これは難しいことが多いです。
魚の観察と同時にこれからアプローチしていくための観察も必要です。
自分の立ち位置はここでいいのか
投げることは可能か
自分の存在を気付かれないようにアプローチするために、木とか草とか、体を隠してくれるポジションはないか
そして、アプローチに使える障害物はないか
枝などがあれば「吊るし」のテクニックが使えるし、水中に岩などがあればそこにルアーを隠し、いきなり見せることによりリアクションバイトを誘うことが出来ます。
アプローチ
鉄則は
バスの目線の先にキャストはせず、「バスにルアーを見つけてもらう」状況を作ること
です。
基本的な考え方はバスの目の前に投げず、少し離れたところから近づけていきます。そしてレンジは表層、次に中層、、、という順番で。
理由は、プレッシャーを与えにくいからで、表層だとラインも見えにくいし、ルアーだとバレにくくなります。
少し離れた表層で誘ってみて、反応がなければ少し近づけて中層、それでも反応がない場合はボトムです。
ボトムが1番やりやすいと思います。底にルアーを置いて、岩などの障害物があれば隠して、動かさずに待つ。(気付かせるために少しだけ動かすのはアリです。)
食わない場合はピッ!と動かしてリアクションを誘う。
ライトリグやビッグベイトで試してみて下さい^^
エサが多くてバスが明らかに意識している場合は、近くにアプローチしても問題ありません。岸を向いているようであれば、ルアーを岸にキャストしてからズルッと入水させてみて下さい。猛スピードで食ってくるかもしれません。
バスの反応を見る上で、レンジを意識することも大切です。
エサを意識しているバスなら、虫やカエルなら水面、小魚なら中層、エビやゴリ系ならボトムで、レンジによって反応が違ってきます。
例えばですが、カーブフォールでレンジを下げていく誘いには反応を示さなかったが、ボトムから水面へ上げてくる誘いをしたらバイト、、、など、食い気のあるバスなら反応の良いレンジがあります。
まとめ
サイトフィッシングは魚のバイトを見ることが出来て、とてもエキサイティングな釣りです。
しかし、当然投げれば投げるほどプレッシャーが掛かるので、数投で勝負をつけなければいけないシビアな釣りでもあります。
また、見えている魚を狙うので粘ってしまいがち(サイズが大きければ大きいほど)ですが、諦めも肝心です。10投しても何の反応もないようであれば見切ってしまって、他の釣れそうなバスを探すほうが良いと思います。時間を変えてアプローチするのも手です。
サイトフィッシングは効率的な釣りのはずなので^^
最後に、、、
サイトにオススメのルアー
参考までにルアー紹介です。
スモラバ エバーグリーンC4ジグなど
ゲーリーヤマモト カットテールワーム 3.5か4インチ
ビッグベイト ギル系